全日本大学駅伝2022関東予選~順位予想・戦力分析~

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全日本予選会のエントリー選手が発表され予選会まで2週間をきりました。
今大会は20校出場し、各校8名が4組に分かれ、各組2名ずつ出走します。
その8名の合計タイムで上位7校が選出され、11/6(日)に行われる全日本大学駅伝への切符を掴むことができます。


それでは出場校の通過予想とチーム分析を見てみましょう!


 

基本情報

日程 

2022年6月19日(日)

場所 

相模原ギオンスタジアム

実施方法

10000m4組2名ずつのレースを実施し、8名の合計タイムの上位7校が本戦に出場する

 

チケット情報

入場は無料のためチケットは必要なし

※体調管理アプリ「テレサ」の事前登録が必要(スマートフォンをお持ちでない方は当日に別途対応あり)

※相模原ギオンスタジアムの定員の 50%を超えた時点で入場制限の可能性あり

駐車場等の詳細はこちら


ライブ配信情報

現時点(6/8)では情報なし
※おそらくYouTubeライブ配信

出場校紹介


創価大学(箱根7位)
東海大学(箱根11位)
日本大学
東洋大学(箱根4位)
日本体育大学(箱根17位)
拓殖大学
中央学院大学(箱根16位)
城西大学
法政大学(箱根10位)
山梨学院大学(箱根18位)
大東文化大学
立教大学
帝京大学(箱根9位)
駿河台大学(箱根19位)
上武大学
神奈川大学(箱根12位)
東京農業大学
国士舘大学
日本薬科大学
専修大学(箱根20位)

 

エントリーリスト

こちら

前回大会結果

こちら

 

確実校

東洋大学

詳細はこちら

箱根駅伝では往路で9位とやや出遅れたものの復路で巻き返して総合4位層の厚さがひかりました。
宮下選手が卒業したものの下級生に強い選手が多く、期待の1年生も数多くいるため、1,2組にも強いランナーを配置できそうです。
予選通過は間違いありません!

 

松山 和希選手(3)

学生ハーフでは3位、箱根駅伝でも2区を5位と安定してロード好成績を残しています。
トラックとなると少し不安要素はありますが、エースとしてチームを引っ張る走りに期待です!

 

その他の注目選手(28分台)

及川 瑠音(4)柏 優吾(4)

児玉 悠輔(4)佐藤 真優(3)

緒方 澪那斗(1)

 

主なエントリー漏れ選手

前田 義弘(4)石田 洸介(2)

 

東海大学

今年の箱根駅伝では10区のラスト1キロで逆転されシードを逃す結果となりましたが、序盤の出遅れを取り戻す層の厚さを見せました。
また、トラックで記録を持っている選手が多いのでトップ通過もあり得そうですね

 

吉田 響選手(2)
箱根駅伝5区では区間2位と鮮烈な箱根デビューを果たしました。
山登りの実力をトラックでどれだけ示せるか注目です!

 

その他の注目選手(28分台)

金澤 有真(4)竹村 拓真(4)

神薗 竜馬(3)喜早 駿介(3)

松尾 昂来(3)溝口 仁 (3)

梶谷 優斗 (2)越 陽汰(2)

 

主なエントリー漏れ選手

松崎 咲人(4)石原 翔太郎(3)

 

創価大学

詳細はこちら
ムルワ選手嶋津選手と強力なランナーが揃っていますが、葛西選手のエントリー漏れは痛いですね。
他にも新家選手も漏れていますが、他にも強いランナーは多いので問題は無さそうです。 


嶋津 雄大
選手(4)

箱根駅伝4区では見事区間賞を獲得。
さすがの走りでしたね。
学生個人選手権でも28分38秒27で走っており、調子は悪く無さそうです!

順当にいけば4組目に出走するでしょう!

 

その他の注目選手(28分台)

濱野 将基 (4)フィリップ ムルワ(4)

桑田 大輔 (3)山森 龍暁(3)

吉田 凌 (2)

 

主なエントリー漏れ選手

緒方 貴典(4)葛西 潤(4)

新家 裕太郎(4)



順当校

帝京大学

詳細はこちら
今年の箱根駅伝では往路2位で折り返したものの、復路で巻き返されて総合9位遠藤選手細谷選手ら強いランナーたちが抜けた穴は大きいでしょう。
しかし下級生も徐々に力をつけているため楽しみなチームですね

西脇 翔太選手(3)
箱根駅伝では10区を走り区間9位でしたが学生ハーフは9位となり、調子の良さを印象付けました。
チームを引っ張る走りに期待がかかります。

 

その他の注目選手(28分台)

小野 隆一朗(3)福島 渉太(2)

 

主なエントリー漏れ選手

北野 開平(4)

法政大学

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今年の箱根駅伝では10位シード権を獲得しました。
鎌田選手の抜けた穴は大きいですが、内田選手を筆頭に下級生も実力をつけてきているので楽しみなチームです

松永 伶選手(3)
関東インカレ5000m決勝ではロングスパートをかけ場内を沸かせました。
10000mとなると少し不安要素はありますが、面白い存在になりそうです。

 

その他の注目選手(28分台)

内田 隼太 (4)中園 慎太朗(4)

松本 康汰(4)

 

主なエントリー漏れ選手

小泉 樹(2)


中央学院大学

今年の箱根駅伝では一区の出遅れも響き総合16位と苦しい結果となりました。
しかし、個々の能力は確かなものがあるので順当に行けば予選通過できるでしょう

 

吉田 礼志選手(2)
4月に行われた日体大記録会では28分22秒を記録し調子の良さを印象付けました。
どれだけ他校のエースたちと渡り合えるか注目です!

 

その他の注目選手(28分台)

伊藤 秀虎(3)堀田 晟礼(2)

 

主なエントリー漏れ選手

武川 流以名(4)小島 慎也(4)

 

当落線上校

神奈川大学

今年の箱根駅伝では総合12位となったものの、シード圏内までおよそ1分20秒と底力をみせました。
ロードに強い印象がある神奈川大学ですが10000mでどんな走りを見せてくれるか非常に楽しみです!

小林 篤貴選手(3)

5月に行なわれた関東インカレでは29分13秒の自己ベストをマークしました。
各校のエースたちとどれだけ渡り合えるか注目です

 

その他の注目選手(28分台)

高橋 銀河(3)巻田 理空(3)

 

主なエントリー漏れ選手

なし

 

日本体育大学

今大会持ちタイムで5番目に位置している日体大。
教育実習により多数エントリー漏れになっているようです。
特に大エース藤本選手の漏れはピンチですね
どれだけ中間層の選手達が粘れるかが勝敗を分けそうです!

 

名村 樹哉選手(4)

3月に行われた学生ハーフでは1時間3分41の39位とまずまずの結果。
4年生としてチームの危機を救う走りができるか注目です!

 

その他の注目選手(28分台)

分須 尊紀(2)

 

主なエントリー漏れ選手

藤本 珠輝(4)九嶋 大雅(2)

拓殖大学

昨年の全日本大学駅伝では14位の拓殖大学ですが、ラジニ選手のエントリー漏れは非常に痛いです。
さらに日本人エース吉村選手も漏れているのでとても厳しい戦いになるでしょう

 

小山 晴空選手(2)

昨年末に行われた日体大記録会では29分01秒7628分台まであと少しに迫りました。

次期エース候補の走りに注目です

 

その他の注目選手(28分台)

江口 清洋(4)

 

主なエントリー漏れ選手

ジョセフ ラジニ(4) 

吉村 陸(4)

山梨学院大学

今年の箱根駅伝では18位と苦しい走りとなりました。
どれだけ粘って留学生のいる4組目に繋げることができるかが鍵となりそうです。

 

ボニフェス ムルア選手(4)

当落線上にチームがいるだけに最終組でのムルア選手の走りに期待がかかります!

 

その他の注目選手(28分台)

伊東 大暉(4)木山 達哉(4)

 

主なエントリー漏れ選手

なし


落選予想校

国士舘大学

今年の箱根駅伝では15位と健闘しました。
ライモイ・ヴィンセント選手がチームを去ったのは痛いですが、ルーキー岩下選手など楽しみな選手も多いです!

 

ピーター カマウ選手(2)

4月に行われた日体大記録会では28分30秒をマークしました。
実力が未知数なだけにどれだけ他校の留学生と渡り合えるか注目です!

 

その他の注目選手(28分台)

なし

 

主なエントリー漏れ選手

なし


日本大学

なかなか箱根駅伝に出場できない年が続き低迷期に入っています。
しかし今大会は待ちタイムで3番手に位置しており、久しぶりの3大駅伝出場に期待がかかります!

 

松岡 竜矢選手(4)

5月に行われた関東インカレでは5000m8位に入る健闘をみせました。
調子も戻って来ているようなので、どれだけ他校のエースと渡り合えるか注目です!

 

その他の注目選手(28分台)

チャールズ ドゥング(4)

樋口 翔太(4)下尾 悠真(3)

 

主なエントリー漏れ選手

なし


駿河台大学

箱根駅伝初出場を達成した駿河台大学。

昨年の予選会では8位と悔しい思いをしただけに借りを返したいところです!

 

ムサンガゴッドフリー選手(1)

名前にインパクトがあるゴッドフリー選手!
実力は未知数ですが、スピードはありそうです

他大の留学生とどれだけ渡り合えるか楽しみです!

 

その他の注目選手(28分台)

清野 太成(4)町田 康誠(4)

新山 舜心(3)

 

主なエントリー漏れ選手

なし

 

大東文化

3大駅伝から遠のいている大東文化大学ですが持ちタイムでは11番目と悪くない位置にいます。
昨年は12位と悔しい戦いになっただけに今年は序盤から流れに乗りたいところです!

 

久保田 徹選手(3)

5月には13分52秒の自己ベストをマークし調子の良さを印象付けました。
エースとして4組目でどれだけ他校のエースと渡り合えるか期待がかかります!

 

その他の注目選手(28分台)

木山 凌(4)ピータ― ワンジル(2)

 

主なエントリー漏れ選手

なし


立教大学

スピードランナーが数多く在籍する立教大学ですが、服部選手中山選手がエントリー漏れとなり非常に厳しい戦いが予想されるでしょう

内田 賢利選手(3)
関東インカレ3000mSCでは積極的な走りを見せ入賞しました。
10000mでどんな走りを見せてくれるか楽しみです!

 

その他の注目選手(28分台)

関口 絢太(3)林 虎大朗(2)

國安 広人(1)

 

主なエントリー漏れ選手

中山 凛斗(3) 服部 凱杏(3)


上武大学

ここ数年箱根駅伝から遠のき低迷期を迎えています。
3大駅伝に出場したいところですが、持ちタイム15番目厳しい戦いが予想されます。

 

村上 航大選手(4)

上武大のエースとしてどれだけ順位を押し上げることができるか期待がかかります!

 

その他の注目選手(28分台)

カマウ・パトリック(4)

 

主なエントリー漏れ選手

なし

東京農業大学

並木選手、高槻選手と3年生の2枚看板が強力。

それだけに他のランナーの粘りが勝敗を分けそうです!

 

高槻 芳照選手(3)

3月に行われた学生ハーフでは1時間2分19秒5位と快走しました!

トラックでもチームを引っ張る走りが期待できそうですね!

 

その他の注目選手(28分台)

並木 寧音(3)

 

主なエントリー漏れ選手

なし

 

日本薬科大学

キプリモ選手、中山選手と強力なランナーを要するものの層の厚さに欠けます。

1~3組の粘りが鍵を握りそうです。

 

中山 雄太選手(4)

今年の箱根駅伝では学生連合の1区で出場し好走をみせました。
他校のエースいや留学生達とどこまで勝負ができるか見物です!

 

その他の注目選手(28分台)

ノア キプリモ(4)

 

主なエントリー漏れ選手

なし

ダークホース校

専修大学

今年の箱根駅伝では最下位の20位となりました。
今大会は持ちタイム14番目と厳しい位置にいますが、強い選手も多いため楽しみなチームです!

 

木村 暁仁選手(3)
箱根駅伝では1区4位と好走しました。
攻めの走りに注目です!

 

その他の注目選手(28分台)

ダンカン キサイサ(2)

 

主なエントリー漏れ選手

なし


城西大学

絶対的エース砂岡選手が抜けた穴は非常に大きいでしょう。
しかし持ちタイムでは8番目と悪くない位置におり、初の留学生キムタイ選手に期待がかかります!

林 晃耀選手(2)

5月に行われた法政大学記録会で29分26秒31を記録し調子は良さそうです。
スピードランナーなのでスローペースになった時面白そうですね!

 

その他の注目選手(28分台)

木村 吉希(4)山中 秀真(3)

山本 唯翔(3)

 

主なエントリー漏れ選手

なし



まとめ

今回は6/19(日)に行われる全日本大学駅伝関東予選の各校戦力予想をしました。

東洋大学が頭一つ抜けており、そこに創価大学東海大学帝京大学法政大学中央学院大学神奈川大学と続きそうです。

持ちタイムでは20番目に位置している専修大学ですが7番以内に入るチャンスは十分にありそうです。
今年も混戦が予想されるだけに1.2組目でいかに流れをつくることができるかが勝敗を分けそうですね!

6月19日を楽しみに待ちましょう!